新型Ninja650ABS KRT ED ローダウン仕様 2017年06月23日(金)
新型 Ninja650ABS KRT ED ローダウン仕様
オーナー様は女性の方で、Ninja250からのステップアップです
重量と扱いやすさを求めて、ちょいローダウンします
しかし・・・
新型の為、どの社外品も出ていない為、ハンクプレートを試作しました
なるべく動きの良いレバー比を考えて、まずは作ります
左 : 純正
右 : 当社製作プレート & 7075材のカラー×2
とりあえずシート高で、約20mm近く下がったので、仮組みして試乗します
フィーリングが良ければ、試作品から本番用の材料で作ります。
追加でサイドスタンドも加工です!
ショートスタンド化&塗装
これで、バレリーナ足ともさよなら
立ちゴケなしで、安心してお乗りいただけますね
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Dトラッカー Fホイル メンテナンス 2017年05月29日(月)
Dトラッカー Fホイル メンテナンス
今回は、スポークの曲がり(多少)と、サビ(大)のホイルメンテです!
■ホイルをバラし、ハブ・リム・スポークにします。
(スポークとニップルは新品です)
■仮組みします。
■リム仕立て・ふれ取調整します。
実に久しぶりのスポーク交換です!
何年ぶりだろう・・・
※最近は、キャストホイルが主流ですが、
よく Z系 や KH系 の鉄リムのスポーク交換はしました。
注)昭和の時代です
■DトラやKLXのFホイルB/G(ベアリング)は、片面シールですので、
両面シールのB/Gへ交換します。
古いB/Gは、グリスが変色し、劣化してきますね
■タイヤ・B/Gを交換して お・し・ま・い
タイヤ交換時でも、B/Gをチェックして下さいね。
小さい部品ですが、重要な仕事してますよ
(X)
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Ninja650 メンテナンス 2017年05月09日(火)
Ninja650 メンテナンス
今回は、少し前のNinjaの整備風景
私的に、
おそらく日本の道路で一番乗りやすく、扱いやすい車種だと思います
・トルキーでツキの良いエンジン
・取り回しやすい重量
・自然なライポジ
・コスパも良い
この排気量クラスを乗られるライダーさんは”通”だと思いますよ
バイク屋が誉める車種ですが、一般的には..........
さて、今回の作業ですが・・
乗り易い為か、走行が進んだ車両です。
最近 、低速でハンドルが振れる
高速で振動が大きい
アクセルのツキが悪い
→現状の状態があまり良くない為、
まずは、月並みな作業をお勧めします。。
・ステムベアリング交換
・フロントフォークOH
・スパークプラグ&エアークリーナーの交換
エアクリは真っ黒(吸気効率は悪かったろうな〜)
ついでにプラグはくすぶり気味
ステムのレース部やボール部は錆てました
※新車時、殆んどグリス付いて無いんですよね〜
当店お得意のてんこ盛りです
フォークは普通にOH もっと動くように出来ますが、
まずは標準のコンデションまで戻します
あと、忘れてはいけない ホイルベアリングの交換です
交換後ダイナミックバランス取り直します!
今回は普通の状態に戻した作業です。
乗って頂ければ以前の乗り味から激変したと 思いますよ
X
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中古車 GPz900R A13! 2016年10月13日(木)
中古車 GPz900R A13 最終納車整備中!
ですが・・
実はもう、オーナー様に納車済みです
手間を惜しまず、可能な限り上質に仕上げました
可愛がってあげて下さいね
しかし、純正部品がイロイロと販売終了となり、
この先は、だんだん 良い仕上げが難しくなりますね・・・
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ZRX1200DAEGのエンジン不調 2016年05月26日(木)
ZRX1200DAEGのエンジン不調
ZRX1200DAEGのエンジン不調の入庫です
結構前の修理ですが、
皆さんのヒントになれば・・・
まずは、車両ハーネス診断カプラーより、パソコンにてFI系の診断をします
妙な箇所にエラーが出ています
なんだ?
詳細は省きますが・・
各信号の出力電圧が微妙にぶれます。
なんとな〜くセンサーとか
点火系とか
そんな予感が・・・
まずプラグの確認です.
外装を外します。。
プラグやキャップに異常はありません
DAEGも、サイドカムチェーン系エンジンお得意の
”1番プラグホール水没”たまにあります
横綱は900Rですけどね
しばし観察
んっ?
発見
アース不良です
後は簡単
錆を落とし、再発防止の為同通グリスを接触面にヌリヌリ。。
K○Jさん(カ○サキ モータース ジャパン)さん、
ケチらないでもうちょい「グリス」塗りましょうよ
組み立て後確認 会長会長(笑)
(X)
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900Rの宿命 プラグホール水没 2016年05月07日(土)
900Rの宿命 プラグホール水没
ニンジャ乗りの方は、皆さん経験されていると思います・・・(-_-;)
最近ニンジャ乗りになられたお客さんです
見事に水没
根本的に、解決策は在りません(~_~)
入りにくくは出来ますが、絶対はありません。
社外の対応品 カムカバー交換すれば マシですが、
洗車時にセンタースタンドが有れば センターで・・・。
(まぁ 殆んど社外マフラー付きでしょう)
900Rは社外マフラー装着率は、ダントツで高いですね
対策として、カムカバー 一番プラグ周りにウエスなどで囲い
なるべく入らないように
洗車後 跨いで少し右に傾け、カムカバー周りの水を排出して下さい
もの凄くアナログちっくな車種ですが、コアなファンの方がいるのも事実で
性能でもなく、スピードでもなく、
現在のデジタルバイクには無い何かをもってますね
そう言う私も900R持ってます(現在不動ですが......)
(X)
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ZX-!2R B4 中古整備 2016年01月29日(金)
ZX-12R B4 中古整備
外回りの整備は、一通り終了しています
手隙の時に 手の掛かる作業をこなします。
まずは安心して乗って頂き、かつ 楽しんで貰えるような車両を提供したいと思います
バラついたコンデションを整えるような方向性です!
物理的に、新車のコンデションには戻りませんが、少しでも良いレベルを目指します
大きく分けて・・・
・安全性
・快適性
・安心感
・弱点の消しこみ
4項目でしょうか。。。
前後足回りの点検作業、具体的に・・・
・ステムベアリング交換
・フォークオーバーホール
・スイングアーム&リンク&リヤサス点検整備
ステムベアリングの交換です。
フォークもオーバーホールし
オイルシールや消耗品、オイルを交換します!
画像は有りませんが、前後ホイルベアリングやリヤ回りも整備します
基本、ベアリングやオイルシールは、
バラしたら交換
組み込みのグリスは絶対にケチってはいけません
エンジン インジェクション関連
この車両は、作業前にカーボンクリーンを施工しています
作業
・カムカバーガスケット交換
(これが一番手の厄介な作業で、
面倒でもラジエターやサブフレームを外し視界を確保します)
・タペットクリアランスの点検調整
・専用スパークプラグの交換(12R専用品)
・スロボのメンテナンス
(エアーポート&調整スクリュー清掃とスロットルバルブの0ポジが肝です)
清掃後・・・
・ゴム、シールの交換 インジェクターのちょい清掃
(4輪の世界では当たり前の作業です。本格的な清掃は、専用機械が無ければ出来ません
当店もアズニュー欲しい...)
画像は在りませんが、各部組み立てのち
4連スロットルの同調、スロポジの調整をします!
出来れば実走行させ、
足回りやエンジンフィーリング、ブレーキの感触など確認。
追加整備などしてのお渡しでしょうか・・・
この様な一連作業です
実車は、店内展示中
上記作業をふまえてご覧頂くと、納得頂けるかも〜
是非、ご来店下さいね
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ZX-6R 各年式 2016年01月14日(木)
ZX-6R 各年式
とある日のサンコーカワサキにて・・・
んっ?
何気なく工場を見渡しますと〜
ライムの6Rだらけ
636C
600P
600R
636ABS
なんと、2004から2016まで
12年の歴史ですな〜
各車、それぞれにカッコよろしいね
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ZX6R 636ABS カーボンクリーン施工 2016年01月08日(金)
ZX6R 636ABS カーボンクリーン施工
24ヶ月点検時に、カーボンクリーン施工の御依頼を頂きました
最近のインジェクション車には、効果大です
バラします
バルブ拡大
・左側 施工前
・右側 施工後
インテークポート内や、インテークバルブの画像も在りますが、
どうも デジカメが古いのか使い方が上手くないのか、全部ピンボケちゃいます
肝心な画像は有りません(ごめんなさい)
エンジン内部をばらさず
バルブのフェイスやシートリング密着性向上 カーボン除去
ピストントップの清掃(あまり性能に関係有りません おまけで綺麗になります)
こっちが大事
ピントンリング ランド溝の中カーボンの除去
ピストンリングの動きが良くなります
(リングのハリが良くなる)
結果
混合気の逃げが無く 圧縮が上がり 燃焼状態も向上します。
オイル上がりも減少します!
簡単に書きますと・・・
・ちからが出ます
・回転の上がりが良くなります
・オイル消費が少なくなります
・始動性が良くなります
・エンジンのメカノイズが小さくなります
(リングの動きが良くなり ピストンのフラップ音が小さくなる
&
IN EXのバルブの着座音が小さくなります)
良い事尽くめですよ〜
NUTECの”NC121”と”NC220”を組み合わせて使用しています
当店はNUTEC取扱いのスペシャル店です
どうぞ、お気軽にご相談ください。
****NUTECへは、こちら***
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ZZR1100Dリヤ回りOH 2015年12月14日(月)
ZZR1100Dリヤ回りOH
今回は、ZZR1100Dのリヤ回りのフルメンテです
以前にフロント部はメンテ済みです
フロント部メンテで激変し、今回はリヤ回りを依頼されました
外装を外しバラします
スイングアームやリンク、Rサスをばらします
スイングアーム、リンクのベアリングを交換します
ここで小技
ノーマルのリンクベアリングが・・・
ちょいカスタムが・・・
センターのベアリングを、小型の物2個に変更。
簡単な理屈
1個より2個方が、スリーブエンドを支持した方が良く動くでしょう♪
先にオーバーホールに出したRサス!
サス先端のダンパーブッシュをプレスにて交換
キレイに再塗装したスプリングを組みます
車両に組み込みます
キレイでしょ
ほぼ完成
見た目は殆んど変わりません(泣)
(中はスゴイ変わってるんですけどね........)
コツは・・
組み立てに際し、固めのグリスをケチらずスイングアーム、リンク部に
テンコ盛りに!
水分と大気に、極力触れさせない
組む前にエンジンマウントを緩め、スイングアームを組んでから締める
後は組み立てに関し、適正トルクを守ることですか
難しくはありませんが 高速の安定感は抜群ですよ
なんたって
かつてのフラッグシップモデルなんですからね。
元の出来は良いですよ
なんかしっくり来ず、高価な社外サスに行く前に大本を直しましょうよ・・・。
もったいないですよ〜
(X)
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