ZEPHYR1100 クラッチ交換
1993年にデビューし、様々な規制の波を乗り越え成長?し続け、2008年の厳しい排ガス規制に対応することが出来ず生産終了となってしまったZEPHYR。
当時は大量に生産され人気もありましたが、今なおその人気もあり続けているZEPHYR。今回はクラッチ交換のお話。
フォルムが「バイク」っていう感じですね。
早速クラッチカバーを外し、クラッチ本体をバラしていきます。
上が装着されていたスプリング。下が新品。見た目でわかるぐらい長さが違います。
このクラッチには一世代前のバックトルクリミッターが採用されています。
バラス前のスパイダー状のリーフスプリングがメンテ不足や扱い、交換時のクリアランス過大や過小により破損することがあります。
測ってみると、左が装着スプリング。右が新品。
年数が経過するとヘタリがどうしてもでてしまい、滑ったり切れなくなったりしてしまいます。
次にクラッチプレートを交換するためハウジングから外していきます。
取り外したクラッチのハブとフリクションプレート。
取り外したクラッチプレートとフリクションプレート。
それぞれ、左が装着品で右が新品。磨耗具合が見てわかります。
忘れてはいけないのがオイル。
走行距離にかかわらず、エンジンオイルを含めすべての油脂系は定期的なメンテナンスが必要です。