続・ZX-10R リコール修理 PART2
2018年2月28日にブライトから国内に向けて発表されたリコール。
今回もまたその3回目としてZX-10R ミッションリコール修理を少しご紹介。
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本日の車両はZX-10R Winter Test Edition
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こちらの車両はマフラーを交換、リンクパイプを装着していて控えめなスポーツ走行仕様になっています。
早速、リコール修理の作業にとりかかります。
ZX-10Rのミッションリコール修理の対応はいよいよ終盤。
アンダーカウルを外し、クラッチカバーやスプロケットカバーを取り外していきます。
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露呈したスプロケット
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黒いドロドロとしたものが目立ちます。これは、チェーンオイルとホコリやゴミがまざった汚れ。
チェーンオイルをマメに使用しているとどうしてもこの部分に汚れがたまってしまいます。
ホコリや汚れを含んだオイルがシール部分などの樹脂部分にからんでしまうと劣化に繋がってしまいます。
たまにドライブスプロケットカバーを開けて汚れをとりのぞいて、行き届いたメンテナンスをオススメします。
そして、チェーンに少しのサビもみられます。しばらくチェーンメンテナンスがしっかりされていないのかもしれません。
車両のどの部分もメンテナンスは必要ですが、走る・止まる・曲がるの部分についてはとても重要なのでしっかりとメンテナンスしなければなりません。
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クラッチカバーを外しクラッチを露呈します
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クラッチを外しこの先にあるミッションを取り出します。
この車両のリンクパイプもしっかりとチタンに焼き色がはいっていて綺麗です。
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取り出したカセットミッションのユニット
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粛々と作業をすすめていきます。
ミッションのリコール部品を交換、ミッションを格納、クラッチ、クラッチカバー、カウルを取り付けて作業完了です。
文字で書くとシンプルですが、台数をやってきていても、強大なエンジンの力を伝える重要な部分です。
しっかり丁寧に作業をするので時間はかかってしまいます。
リコール修理が終わっていない方、対象の車両か確認したい方。
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