バイク用ETCを使うと、高速道路料金に支払いがとても楽になります。
料金所で財布を取り出して支払ったりするのはとても面倒。
いちどETCを使い始めると必需品のような感覚になります。
最近ではICタグを利用した決済方法も多様化し交通系ICカードで電車に乗ったり、コンビニなどでも支払いがキャッシュレス。
これらもとても便利で、お使いになられている方も多いのではないかと思います。
もちろんガソリンスタンドでも!!
これらはICタグを利用した無線通信で、ICタグに記録されている情報を取得して利用しています。
ICタグはこのような決済などだけではなく、工場の部品管理や物流倉庫の管理、入退室管理、中には万引き防止の装置などにも使われたりしています。
そして、バイクのイモビライザーも同じような仕掛けになっています。
今回の動画は
「あれ?!エンジンがかからない?!
さっきまで普通に走ってたのに!(汗
スタンドでエンジン切ったらそれっきり・・・。」
と、ならないようにという動画です。
スタンドでガソリン代決済用のキーホルダー型ICタグを、バイクの鍵につけておくと忘れることもないし便利です。
しかし、バイクの鍵にはイモビライザーカップリングされたICタグが埋め込まれています。
車両の鍵穴の周りにはイモビライザーのアンテナがあり、差し込まれた鍵にあるICタグに記録されている情報を取得し正しい鍵かどうかを確認します。
鍵穴と鍵の形が物理的に合っていれば鍵は回すことができてセルモーターが回ります。
イモビライザーとのカップリングの正しい鍵であればエンジンがかかる仕掛けになっています。
そこに、ガソリン代決済用のキーホルダー型ICタグがあると、、、
車両側のイモビライザーのアンテナが給油用ICタグの情報を読み取ってしまいます。
すると、イモビライザーとのカップリングが有効でないと判断してしまい、エンジンが始動しなくなってしまいます。
キーホルダー型なので鍵につけるのはとても自然なのですが、それが邪魔をしてエンジンがかからなくなってしまう可能性があります。
エンジンがかからない時、慌てずに落ち着いてICタグが邪魔をしていないかも確認してください。